入院、そして手術前日
先生や周囲の人との相談の上、入院日を決めました。入院日は12月26日、その翌日の朝から手術することになりました。
家族で過ごすクリスマス。
本来とても楽しいものですが、手術のことが頭によぎり、どうしても思いっきり楽しめません。
大好きなケーキを食べる時も心ここにあらず。
そして入院日当日。
お昼ご飯を食べて夫と長男と共に病院へ。
部屋に案内され、看護師さんに
「今日からしばらくお風呂に入れなくなりますので、今シャワーを浴びておいてください。」
順調にいけば手術3日後にはシャワーOKとのこと。ということは、明日手術するからあと4日はお風呂に入れない。いつもより念入りに身体を洗っておきました。
そして内診、入院中のスケジュールの説明を受けました。
「今日の18時までに夕食を済ませていただいて、21時から絶飲食になります。歯磨き後のうがいは大丈夫です。」
「明日の9時から手術を始めます。全身麻酔は妊婦さんには使えないので、下半身麻酔をします。そして開腹手術で卵巣嚢腫を取り除きます。嚢腫だけ取り除くようにしますが、最悪卵巣ごと取らなきゃならなくなるかもしれません。」
卵巣は2つあるので、仮に1つなくなっても大丈夫みたいです。卵巣1つでも生理もくるし妊娠も可能なのだとか。
「手術の時間は大体1〜1.5時間くらいです。術後麻酔がきれてくるのが2時間後くらいかな。難しい手術じゃないし、怖がらずリラックスして挑みましょう!」
そして部屋に戻り、子宮の収縮を抑える点滴と栄養補給の点滴を打ちました。
夕食の前に夫と長男との別れ。
これから10日間、離れ離れになってしまうけど、良い子にしてるんだよ、ママも頑張るよ〜
そして夕食を済ませ、母と面会を終得た途端暇な時間に。
普段なら今頃息子とお風呂に入って歯磨きして寝かしつけをして…と忙しい時間帯なのですが、息子を産んでから約2年ぶりの一人の夜。
明日は手術だし、久しぶりの一人の夜を満喫しよう!と、備え付けのテレビでfulu観まくってました。
ドラマや映画が見放題なので、入院生活は暇になることはないな〜楽しんじゃお〜なんて呑気に考えていました。
ですがいざ寝ようと思っても、明日の手術への不安でなかなか寝付けませんでした。
心臓がドキドキして眠れない→fulu→手術が怖くて眠れない→fulu→緊張がほぐれなくて眠れない………
翌朝6時頃
寝不足のまま手術を迎えることに。
この時は今夜は手術の疲れでぐっすり眠れるかも?なんてアホなことを思っていました…